## Rails 8.0におけるassets.compile [`config.assets.compile`](https://railsguides.jp/configuring.html#config-assets-compile)は、動的なSprocketsコンパイルを有効にするかどうかの設定です。 `rails new`で生成されるconfig/environments/production.rbにおいて、 8.0からは以下のようにこの設定が削除されているのですが([この変更のPR](https://github.com/rails/rails/pull/52887/)と[この変更のCommit](https://github.com/rails/rails/commit/cc20f6363ecc3d2df930f88b655383afd78a9325))、 これは8.0から`rails new`で生成されるアプリのアセットパイプラインのデフォルトがPropshaftになったことに起因するものです。 ``` - # Do not fall back to assets pipeline if a precompiled asset is missed. - config.assets.compile = false ``` ですので既存アプリは、Propshaftへ移行する前はこの設定は削除しない方が良いと思われます。