[RailsガイドのPull Requestは編集後の生成結果を確認せずに送って良いそう](https://github.com/yasslab/railsguides.jp/blob/master/README.md#%EF%B8%8F-rails%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%88%90%E6%96%B9%E6%B3%95)ですが、 送る前に確認している方に向けて、Podmanを利用して簡単にローカルでRailsガイドの編集内容を確認する方法のご紹介です。 メインとなるのは、以下の1行のコマンドです。毎回コピペしても良いのですが、長いのでエイリアスを貼ったり、PATHの通った場所にこのコマンドのシェルスクリプトを置いても良いと思います。 ```sh podman run -it --rm -v "$PWD":/x -w /x -p 4000:4000 "ruby:$(cat .ruby-version)" bash -c "bundle config set --global path 'vendor/bundle' && bundle install && bundle exec rake assets:precompile && bundle exec jekyll server --host 0.0.0.0" ``` ## 環境構築 必要になるのはシェルスクリプトを実行できる環境とPodmanのみです。 Podmanのインストールに関しては[Podmanの公式インストールガイド](https://podman.io/docs/installation)をご覧ください。 ちなみにUbuntuなど多くのLinuxディストリビューションでは、aptなどの標準パッケージ管理ツールでPodmanのインストールが可能です。 ## Podmanを利用して、簡単にローカルでRailsガイドの編集内容を確認する具体的な方法 Podmanがインストールできていれば、以下の手順でRailsガイドの編集と確認が行えます。 1. `/guides/source/ja` 内の Markdown ファイルを編集する 2. 上述の1行コマンドを実行 3. localhost:4000 から変更結果を確認する ## 動作不良が起きた等でgemを全て削除したいとき ちなみに、上述の1行コマンドは`vendor/bundle/`にgemをインストールします。 Rubyのバージョンが変わって動作不良が起きた際などは、`rm -rf vendor/bundle/`でgemを全て削除して綺麗な状態にすることが出来ます。