## rails 7.2におけるannotate_rendered_view_with_filenames annotate_rendered_view_with_filenamesは、rails 6.1で追加された[ビューのテンプレートの開始と終了に対応するHTMLコメントを挿入する機能](https://techblog.gmo-ap.jp/2020/12/08/rails6_1/)です。 `rails new`で生成されるconfig/environments/development.rbにおいて、 7.1以前はこの機能を有効化する以下のコードがコメントアウトされていましたが、 7.2からは以下のように有効になるコードになりました([この変更のPR](https://github.com/rails/rails/pull/50436))。 ちなみに、[default値は7.1以前から変わらずfalse](https://railsguides.jp/configuring.html#config-action-view-annotate-rendered-view-with-filenames)ですので、 development.rb内の当該設定を意図的に変更しなければ、既存アプリの挙動が勝手に変わることはありません。 ```ruby config.action_view.annotate_rendered_view_with_filenames = true ``` 確かにdevelopment環境において便利そうな機能ですので、7.2へのアップデートを機に、使い始めてみるのも良いかもしれません。