minitestにおいて、不等号などの二項演算子(例:<, >, <=, =>)を用いたアサーションをしたいときには、 [`assert_operator()`](http://docs.seattlerb.org/minitest/Minitest/Assertions.html#method-i-assert_operator)が利用できます。 ### `assert_operator()`を用いるメリット `assert_operator()`を用いるメリットとして、アサーションが失敗した時の情報が多くなることが挙げられます。 以下のように、`assert_operator()`を使用した場合は、 ```ruby x, y = 0, 1 assert_operator x, :>, y ``` アサーション失敗のメッセージにおいて、以下のように変数の中身も表示してくれます。 ``` Expected 0 to be > 1. ``` 比較して、以下のように単純に記述した場合は、 ```ruby x, y = 0, 1 assert( x > y ) ``` 以下のようにアサーションに失敗した以外の情報を得ることが出来ません。 ``` Expected false to be truthy. ``` ### (参考)`assert_not_operator` ちなみにrailsのテスト環境では、[`assert_not_operator`](https://railsguides.jp/testing.html#%E5%88%A9%E7%94%A8%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)もあります。