Windows上でPlaywrightを使ってWebKitブラウザを実行する方法

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wakairo @wakairo

Windows PCでWebアプリなどを開発しているときに、iPhoneなどのAppleデバイスでの動作確認をしたいときがあります。 しかしながら、Appleデバイスの標準ブラウザであるSafariのWindows版は2012年頃にサポートが終了しています。 その一方で、SafariのHTMLレンダリングエンジンであるWebKitをWindows上で走らせることは現在でも可能です。

Playwrightを利用するとWebKitブラウザをWindowsにインストールして実行することが比較的簡単に出来ますので、 このコメントではその方法を以下に示します。

NodeJSのインストール

Windowsの公式パッケージマネージャであるwingetを利用すれば、以下のコマンドでNodeJSをインストール出来ます。

winget install -e --id OpenJS.NodeJS.LTS

Playwrightのインストール

まず、適当な作業フォルダを作成します。次にそのフォルダでコマンドプロンプトかPowerShellを開き、以下のコマンドを実行します。

npm init playwright@latest

このコマンドを実行すると出てくる「Install Playwright browsers」の質問項目でYesつまりtrueを選択します。 (ここでYesを選択できなかった場合には、このコマンドに続いてnpx playwright install webkitを実行して下さい。)

WebKitブラウザの起動

以下のフォルダを開き、Playwright.exeを実行すると、WebKitブラウザが起動します。

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\ms-playwright\webkit-<バージョン>
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