# bin/rails app:update
identical config/boot.rb
exist config
conflict config/application.rb
Overwrite /x/techtips/config/application.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm] h
Y - yes, overwrite
n - no, do not overwrite
a - all, overwrite this and all others
q - quit, abort
h - help, show this help
d - diff, show the differences between the old and the new
m - merge, run merge tool
Overwrite /x/techtips/config/application.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/application.rb
identical config/environment.rb
exist config/environments
conflict config/environments/development.rb
Overwrite /x/techtips/config/environments/development.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/environments/development.rb
conflict config/environments/production.rb
Overwrite /x/techtips/config/environments/production.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/environments/production.rb
conflict config/environments/test.rb
Overwrite /x/techtips/config/environments/test.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/environments/test.rb
exist config/initializers
conflict config/initializers/assets.rb
Overwrite /x/techtips/config/initializers/assets.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/initializers/assets.rb
conflict config/initializers/content_security_policy.rb
Overwrite /x/techtips/config/initializers/content_security_policy.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/initializers/content_security_policy.rb
create config/initializers/cors.rb
conflict config/initializers/filter_parameter_logging.rb
Overwrite /x/techtips/config/initializers/filter_parameter_logging.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/initializers/filter_parameter_logging.rb
identical config/initializers/inflections.rb
create config/initializers/new_framework_defaults_7_1.rb
conflict config/initializers/permissions_policy.rb
Overwrite /x/techtips/config/initializers/permissions_policy.rb? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force config/initializers/permissions_policy.rb
remove config/initializers/cors.rb
exist bin
identical bin/rails
identical bin/rake
conflict bin/setup
Overwrite /x/techtips/bin/setup? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
force bin/setup
rails active_storage:update
Copied migration 20231128024504_add_service_name_to_active_storage_blobs.active_storage.rb from active_storage
Copied migration 20231128024505_create_active_storage_variant_records.active_storage.rb from active_storage
Copied migration 20231128024506_remove_not_null_on_active_storage_blobs_checksum.active_storage.rb from active_storage
After this, check Rails upgrade guide at https://guides.rubyonrails.org/upgrading_ruby_on_rails.html for more details about upgrading your app.
PG::Coder.new(hash) is deprecated. Please use keyword arguments instead! Called from /usr/local/bundle/gems/activerecord-7.0.4.3/lib/active_record/connection_adapters/postgresql_adapter.rb:980:in `new'
rails 7.0からrails 7.1への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
基本的にはRailsガイドの手順に従えば良いと思います。
ガイドの手順にもありますが、ぜひ
bin/rails app:update
コマンドを活用しましょう。bin/rails app:update
コマンドの実行例closure_treeはRailsのfixturesには未対応の模様
closure_treeは、現在のところfixturesと組み合わせて利用されることが想定されていないようです。
と言うのも、closure_tree gemを利用したRails 7のappのtestにおいて、fixturesを用いているのですが、いくつか困った現象に遭遇しているためです。
開発で困っている現象
具体的には、以下のような現象に遭遇しています。
foos(:one).self_and_descendant_ids #=> []
(少なくともselfのIDが含まれるはずなので、空の配列はおかしい)現在の対応策
これらの現象は、test中でcreateメソッド等を使用して作成したオブジェクトでは発生しません。
そこで前述の現象に対応するため、closure_treeを利用しているモデルでは、create等のメソッドでオブジェクトを作成し、testに用いています。
なお、小手先のテクニックとして、fixturesで記述したテスト用初期設定を、createで作ったオブジェクトに移し替える処理を書くという方法があります。こうすることで、テスト用初期設定はfixturesに書きつつも、困った現象は回避することが出来ます。
rails 7.0.4 で pg 1.5 を使うと警告が出る問題
昨日rails 7.0.5がリリースされました。
早速試したところ、rails 7.0.5とpg 1.5の組み合わせでは、前述の警告が出ないことを確認できました。
そこで、この結果を踏まえて、このTopicの先頭コメントの記述を更新しました。
rails 7.0.4 で pg 1.5 を使うと警告が出る問題
結論
railsのバージョンを7.0.5以上に上げてから、pg 1.5 にバージョンを上げれば、警告の問題は発生しません。
問題が発生したバージョン
問題を引き起こした作業内容
bundle update
でpgのバージョンを1.4系から1.5系に上げた。発生した問題
rails test
で以下のような警告が複数出るようになった。rails 7.0.5のリリース後に行った対処
Gemfile
にて、pgは1.5以降、railsは7.0.5以降を使うように指定してから、bundle update
コマンドを実行した。その後で
rails test
を実行し、前述の警告が出ないことを確認した。rails 7.0.5のリリース前に行った対処
Gemfile
に以下のように記述して、利用するpgを1.4系に留めるように指定した。rails本家の対応状況
bundleコマンドの公式マニュアル
bundleコマンドの公式マニュアルは、公式サイトから、
Docs > Reference Guides
で辿ることができる。例えば、bundle updateのマニュアルはこちら。こちらでは、利用できるオプションについてもきちんと説明されています。
ちなみに、Google検索からでは、なぜか公式マニュアルにたどり着きにくい気がするので、このTopicを立てました。
Railsを用いた運用中のサービスのアップグレードの仕方
まずはRubyをアップグレード
「RubyのアップグレードとRailsのアップグレードは別々に行うのがよい方法です。最初にRubyを可能な限り最新版にアップグレードし、それからRailsをアップグレードします。」 Railsガイドより
次にRailsを1つずつアップグレード
「Railsのバージョンを変更する場合、マイナーバージョンを1つずつゆっくりと上げながら、その都度表示される非推奨機能の警告メッセージを上手に利用するのがベストです。」Railsガイドより
具体的には、以下の手順を繰り返す。
bin/rails app:update
を実行して設定等を最新のバージョンに合わせる。参考:1.4 アップデートタスク、1.5 フレームワークのデフォルトを設定するファイル名とクラス名の対応関係などが命名規則に従っているかのチェック方法
Railsでは、自動で定数の読み込みと再読み込みが行われます。 この自動システムをきちんと動作させるには、ファイルパス・ファイル名とモジュール構造・クラス名を命名規則に従って対応させる必要があります。
Railsガイドによれば、 以下のコマンドを実行することでこの命名規則に従っているかの確認を行えます。
このコマンドの実行結果の末尾に「All is good!」が表示されれば命名規則は守られています。
Rails7以降はZeitwerkに完全移行
Rails 6でZeitwerkが導入され、Rails 7でclassicと呼ばれる旧来のオートローダーは廃止されました。
以下は、 https://railsguides.jp/classic_to_zeitwerk_howto.html からの引用です。
redirect_backよりもredirect_back_or_toを使った方が良さそう
以下のコードから分かるとおり、
redirect_back
はredirect_back_or_to
をラップしているだけです。https://github.com/rails/rails/blob/v7.0.4/actionpack/lib/action_controller/metal/redirecting.rb#L96
普通は
fallback_location
を指定する必要があるはずですので、第1引数にfallback_location
を指定してredirect_back_or_to
を呼び出した方が素直のように思います。unscopeはscope系以外の条件も外す
RailsのActive Recordには、
scope
やdefault_scope
という機能があり、SQLクエリの条件を指定してあらかじめ付けておくことが可能です。unscope
やunscoped
は、これらのscope系で付けた条件を外すことが出来ます。ただ、注意点として、scope系以外で付けた条件も外してしまいます。
以下に例を示します。
unscope
やunscoped
が、直前のwhere
句で指定した条件を外していることが確認できます。確認した環境
参考