local-ssl-proxyを使ってhttpsでhttp://localhost:3000/へアクセスする方法 1514 views Post @wakairo 2024/05/08 20:34 最終更新 2024/05/08 20:57 背景 Webの機能には、httpsでアクセスしているときにしか利用できないものがあります。 例えば、navigator.clipboardを用いてクリップボードへ書き込む機能はhttpsでアクセスしているときにのみ利用可能です。 ローカル環境においてhttpで走っている開発中のアプリに対して、こういった機能をテストするために、httpsでアクセスしたい場合があります。 ローカルでhttpsアクセスをhttpアクセスへ振り向ける方法 以下のコマンドを実行すれば、httpで走っている( http://localhost:3000/ )アプリに、ブラウザからhttps( https://localhost:3001/ )からアクセスできるようになります。 npx local-ssl-proxy --source 3001 --target 3000 なお、アプリが走っているPCとは別のデバイスからアクセスする場合には、httpのポートのために行ったポートフォワーディングやファイアウォールの設定がhttpsのポートにも必要となります。 (設定方法の参考資料) WSL2上にてrails serverで立ち上げたサーバに別デバイスからのアクセスを可能にする方法 余談その1 Copilot先生によれば、httpで走っているアプリにhttps相当でアクセスするための別の方法としては、以下のものがあるそうです。 localtunnelなど、ローカルで走っているアプリをインターネットに公開するサービスを利用してしまう。 Chrome DevToolsのリモートデバッグ機能を利用する。 なお、Copilot先生の回答全文はこちらです。 余談その2 local-ssl-proxyは、Copilot先生に教えてもらいました。Google検索ではlocal-ssl-proxyにはたどり着いていませんでした。 記入 プレビュー Markdownの書き方
@wakairo 2024/05/08 20:34 最終更新 2024/05/08 20:57 背景 Webの機能には、httpsでアクセスしているときにしか利用できないものがあります。 例えば、navigator.clipboardを用いてクリップボードへ書き込む機能はhttpsでアクセスしているときにのみ利用可能です。 ローカル環境においてhttpで走っている開発中のアプリに対して、こういった機能をテストするために、httpsでアクセスしたい場合があります。 ローカルでhttpsアクセスをhttpアクセスへ振り向ける方法 以下のコマンドを実行すれば、httpで走っている( http://localhost:3000/ )アプリに、ブラウザからhttps( https://localhost:3001/ )からアクセスできるようになります。 npx local-ssl-proxy --source 3001 --target 3000 なお、アプリが走っているPCとは別のデバイスからアクセスする場合には、httpのポートのために行ったポートフォワーディングやファイアウォールの設定がhttpsのポートにも必要となります。 (設定方法の参考資料) WSL2上にてrails serverで立ち上げたサーバに別デバイスからのアクセスを可能にする方法 余談その1 Copilot先生によれば、httpで走っているアプリにhttps相当でアクセスするための別の方法としては、以下のものがあるそうです。 localtunnelなど、ローカルで走っているアプリをインターネットに公開するサービスを利用してしまう。 Chrome DevToolsのリモートデバッグ機能を利用する。 なお、Copilot先生の回答全文はこちらです。 余談その2 local-ssl-proxyは、Copilot先生に教えてもらいました。Google検索ではlocal-ssl-proxyにはたどり着いていませんでした。
背景
Webの機能には、httpsでアクセスしているときにしか利用できないものがあります。 例えば、navigator.clipboardを用いてクリップボードへ書き込む機能はhttpsでアクセスしているときにのみ利用可能です。 ローカル環境においてhttpで走っている開発中のアプリに対して、こういった機能をテストするために、httpsでアクセスしたい場合があります。
ローカルでhttpsアクセスをhttpアクセスへ振り向ける方法
以下のコマンドを実行すれば、httpで走っている( http://localhost:3000/ )アプリに、ブラウザからhttps( https://localhost:3001/ )からアクセスできるようになります。
なお、アプリが走っているPCとは別のデバイスからアクセスする場合には、httpのポートのために行ったポートフォワーディングやファイアウォールの設定がhttpsのポートにも必要となります。
余談その1
Copilot先生によれば、httpで走っているアプリにhttps相当でアクセスするための別の方法としては、以下のものがあるそうです。
なお、Copilot先生の回答全文はこちらです。
余談その2
local-ssl-proxy
は、Copilot先生に教えてもらいました。Google検索ではlocal-ssl-proxy
にはたどり着いていませんでした。