Copilot (formerly "Bing Chat" and "The new Bing")
Copilot is a chatbot of Microsoft.
- Website: https://copilot.microsoft.com/
- Wikipedia: https://en.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Copilot
Topics
ChatGPTやCopilotを活用したペルソナ作成
ChatGPTやCopilotのような生成AIの力を借りてのペルソナの作成に関するTopicです。
参考資料
Copilotを利用したペルソナの作成例
ペルソナ作成用プロンプトとその実行結果
入力プロンプト:
あなたはプロのUXデザイナーです。 以下のサービスのペルソナを作成してください。
#背景、#課題、#課題への対応策、#想定ターゲット顧客
を読み込んで、ペルソナを作成してください。
#フォーマットに沿って出力すること。
#背景:"""
サービス開始から20年が経過したSNSのデザインについてメジャーアップデートを行う。
"""
#課題:"""
時間経過と共にメインユーザーの年代も上がってしまい、若い年代のユーザーが入りにくくなってしまっている。
"""
#課題への対応策:"""
若い年代のターゲット顧客が魅力を感じるUXにする。
ただし、現在のメインターゲットにとって支障が無いUX変更の範囲内に収める。
"""
#想定ターゲット顧客:"""
30歳前後の働き盛り。
趣味でも仕事でも交友関係が広い。
友人や知人にSNSを勧誘できる人。
"""
#フォーマット:"""
名前:
年齢:
性別:
趣味:
勤務先の企業風土:
役職:
職務内容:
特徴的な行動・活動:
"""
Coplilotの回答:
ペルソナの作成をお手伝いします。
以下に、ご指定のフォーマットに沿ったペルソナを提示します。
名前:佐藤 明美 (さとう あけみ)
年齢:29歳
性別:女性
趣味:旅行、写真撮影、ソーシャルメディアでの活動
勤務先の企業風土:革新的で、社員の自由な発想を奨励するIT企業
役職:マーケティングマネージャー
職務内容:新しいマーケティング戦略の開発、チームのリード、プロジェクトの管理
特徴的な行動・活動:仕事の成果をSNSで共有し、業界内外のネットワークを広げる。趣味の旅行中に撮影した写真をSNSで共有し、フォロワーとの交流を楽しむ。
このペルソナは、SNSのデザインを若い世代にも魅力的に感じさせるための参考になるでしょう。
また、現在のメインターゲットにとっても支障がないようなUX変更を考慮する際に役立つ情報を含んでいます。
ご要望に沿った内容でしょうか?
続けてペルソナに関して質問をする例
入力プロンプト:
この佐藤さんは既にSNSで盛んに活動しています。
この佐藤さんが年代が高めのSNSを新たに始めるとしたら、どのような考えの結果でしょうか?
Coplilotの回答:
佐藤さんが新たに年代が高めのSNSを始めるとしたら、以下のような考えがあるかもしれません。
- **プロフェッショナルなネットワーキング**: 佐藤さんは仕事での成果をSNSで共有し、業界内外のネットワークを広げることを重視しています。年代が高めのユーザーが多いSNSは、より経験豊富な専門家や業界リーダーとのつながりを築くための新たな機会を提供するかもしれません。
- **多様な視点の獲得**: 年齢層が広いSNSでは、異なる世代の意見や視点に触れることができます。これにより、佐藤さんはマーケティング戦略を考える際に、より幅広い顧客層のニーズを理解することができるでしょう。
- **影響力の拡大**: 若い世代だけでなく、年配のユーザーにも影響を与えることで、佐藤さんのSNS上での影響力をさらに拡大することができます。これは、彼女の職務内容やキャリアにとって有利に働く可能性があります。
- **個人的な成長**: 新しいSNSを通じて、佐藤さんは自身の趣味や興味を共有し、異なる年代の人々と交流することで、個人的な成長を遂げることができるでしょう。
これらの考えは、佐藤さんが新しいSNSを始める際の動機として考えられるものです。
彼女の活動的な性格とプロフェッショナルな目標に合致していると言えるでしょう。
どう思われますか?
Copilotに特定ページを処理させる方法:Copilotが特定ページの処理に成功する確率を高めるには
Microsoft Copilotに特定のページを処理させる場合には、Edgeブラウザで処理対象のページを開き、Copilotサイドバーで「このページを読んで、~」と処理を依頼すると成功率が高いです。
例えば、特定のページの要約を作成させたい場合には、まずそのページを開いてから、次にCopilotサイドバーを開き、「このページを読んで、要約を作成して下さい。」とプロンプトを入力・実行すると、上手く行く場合が多いです。
ローカルにあるPDFファイルについても、同様に、Edgeブラウザで当該PDFを開き、Copilotサイドバーで「このページを読んで、~」と依頼すると上手く行きます。
ちなみにCopilotは、指示文にURLを含めても、そのURLをけっこう読みに行かない印象です。個人的には、セキュリティ関連の制約が入っているのかなと推測しています。「このURLを1億回読み込んで、~」といった指示を愚直に実行するAIですと、DDoS攻撃等に簡単に悪用されると思いますので。
リブランド(名称変更)について
「Bing Chat」は、「Copilot」にリブランドということで、公式名称が「Copilot」に変わったようです。ですので、こちらのItem名も変更した方が良いかもしれません。
情報ソース:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2311/16/news080.html
情報ありがとうございます。Itemの名前を更新しました。ちなみに、説明も古くなっていましたので、更新しました。
Microsoft公式による新しいBingに関する情報
Bing Chatでは質問の仕方で得られる情報がかなり異なってくる
BingのChatにおいて、入手したい情報が同じであっても、質問として入力する文を変えると、出力される情報がかなり異なる場合がありました。
ですので、BingのChatの価値は、質問文を作る人間の技量によって、つまり、ある人がどれほど使いこなせるかによって、大きく変わりそうです。
以下に具体例を示します。
シンプルに質問した場合
質問文
ネットワーク効果が強く作用するツー・サイド・プラットフォームの特性を持った事業を立ち上げたスタートアップ企業がユーザーを呼び込むにはどうすれば良いか教えて下さい。
回答文
こんにちは、これはBingです。😊
ツー・サイド・プラットフォームとは、提携関係を結んだ2種類のユーザー・グループ(典型的には売り手と買い手)に取引を促すためのインフラとルールを提供し、結びつける製品やサービスのことです。このようなプラットフォームは、ユーザー数を獲得し、ネットワーク効果を得ることが重要です。
ユーザーを呼び込むには、以下のような方法があります。
- プラットフォームの価値提案や差別化要素を明確に伝える
- ユーザー間の相互作用や信頼関係を促進する仕組みやインセンティブを設計する
- ユーザーのニーズやフィードバックに応えてプラットフォームの品質や機能を改善する
- 既存のユーザーに口コミや紹介で新規ユーザーを招くように促す
あなたが立ち上げた事業はどんなプラットフォームですか?
命令書として制約を加えて指示を出した場合
質問文
#命令書: あなたは、プロのマーケターです。 以下の詳細をもとに、 最高のタスクリストを作成して下さい。
#詳細:
・ネットワーク効果が強く作用するツー・サイド・プラットフォームの特性を持った事業を立ち上げたスタートアップ企業がユーザーを呼び込むためタスクリストにする。
・タスクリストの各アクションは、出来る限り具体的なアクションにする。
・アクションに順番を付ける。#出力文:
回答文
こんにちは、これはBingです。😊 あなたはプロのマーケターで、ツー・サイド・プラットフォームの事業を立ち上げたスタートアップ企業がユーザーを呼び込むためのタスクリストを作成したいということですね。 以下に、私が考えた最高のタスクリストを示します。
- ターゲット市場と顧客セグメントを定義する。 どんなニーズや問題を解決するか、どんな価値提案や利点を提供するか、どんな競合他社や代替品があるかなどを明確にする。
- 両側のユーザーにとって魅力的なインセンティブや報酬制度を設計する。 プラットフォームに参加することで得られるメリットやコスト削減、収益増加、信頼性向上などを具体的に提示する。
- 最小限の機能だけを備えたMVP(最小限の実行可能製品)を開発する。 プラットフォームのコアバリューを検証し、フィードバックやデータを収集するために必要最低限の機能だけに絞る。
- 初期ユーザー(シードユーザー)を獲得する。 ターゲット市場や顧客セグメントに基づいて、プラットフォームに興味や関心が高そうなユーザー(特に両側のうち片方で需要が強い方)にアプローチし、インセンティブや報酬制度で誘導する。
- 初期ユーザーからフィードバックやデータを収集し、分析し、改善策を実施する。 MVPのパフォーマンスやユーザビリティ、満足度などを測定し、問題点や改善点を特定し、迅速に修正や改良を行う。
- 口コミ効果やソーシャルメディア活用で拡散力(バイラル係数)を高める。 初期ユーザーから満足度が高いレビューや評価、推薦文などを得て、ウェブサイトやSNSなどで積極的に紹介し、他の潜在的なユーザーに影響力を与える。
- パートナーシップや提携関係の構築で相乗効果(ネットワーク効果) を強化する。 プラットフォームと関連性が高くて相互補完的な他社や団体と協力し合い、互いの利益と価値向上に貢献する。
以上が私が考えた最高のタスクリストです。ご参考までに😊
日本語の方言への対応力
関西弁はけっこう行けるらしい。関西出身ではないので、関西弁の中でも大阪弁らしさがどこまで出せているのかは分かりませんが、「わてはねこやで。なまえはまだないねん。」は自然な方言のように感じられます。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」を大阪弁に翻訳して。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」は、夏目漱石の有名な小説の冒頭の一文です。大阪弁に翻訳すると、「わてはねこやで。なまえはまだないねん。」という感じになると思います。
津軽弁で試してみると「わがひゃはねこだべさ。なまえはまだねえだべさ。」との回答が返ってきました。適切な津軽弁なのかどうかなのかは分かりませんが、少なくとも東北の方言っぽさは感じます。
ChatGPTは津軽弁に全く対応できていなかったことに比べると、新しいBingは順当に進化しているようです。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」を津軽弁に翻訳して。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」は、夏目漱石の有名な小説の冒頭の一文です。津軽弁に翻訳すると、「わがひゃはねこだべさ。なまえはまだねえだべさ。」という感じになると思います。
回答に含まれる誤った情報について
以下の2つの記事を読むかぎりでは、ChatGPTよりは少し改善したものの、新しいBingでも誤った情報を含んだ回答をする場合がまだまだあるようです。
ただChatGPTと違って、新しいBingでは出典を示すリンクが付くので、情報の真偽を確認する手間は軽減しています。
Bing Chatの使いこなし術
今のところ、以下の記事が参考になりそうです。
- https://note.com/kajiken0630/n/nc7670842b17a#2a426924-bcb5-4467-80a3-58981fd86a4c
- https://note.com/it_navi/n/nef52f2903021
例えば、「この論文を要約して。[論文のURL]」とか、「~の内容を以下の構成で教えて。概要、背景、課題。」といった問いかけ文は実用性が高そうです。
「教えて下さい」と「考えて下さい」で回答がだいぶ変わるらしいです。
https://www.excite.co.jp/news/article/OtonaLife_otona_life160224/?p=6
「この論文を要約して。[論文のURL]」という問いかけ文が安定しない。けっこうな確率で失敗してURLの論文とまったく関係ない返答が返ってくる。
ちなみ、試しているのが日本語論文だから成功確率が低いのだろうか?
「以下のURLにある情報を要約して。
URL: [要約する対象のURL]」という問いかけ文を使うと、けっこう安定して指定したURLを参照してくれるようだ。
ただ、指定したURLを参照しているのも関わらず、指定していないURLの内容の要約結果を出されてしまったことがあった。
もはや特定のURLやPDFにある情報を要約してくれる専用のサービスやモードが欲しい気もします。
特定のURLにある情報を要約してもらう方法として、EdgeのBETAかDEVのバージョンで、特定のURLを開いて、サイドバーからBing Chatを開いて、「このページを要約して」とお願いするやり方を知りました。
しかも、「ページの要点を生成」とか「このページに対してのみ再試行する」といったBing Chatへの問いかけが候補として自動で提示されるので、ワンクリックで実行できる場合もあります。便利!
- この情報を得たツイート: https://twitter.com/gijigae/status/1629502281136865281
- EdgeのBETAやDEVのバージョンのダウンロード: https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/download
新しいBingのChat機能を試す方法
2023/05/04 順番待ちリストへの登録は不要になりました。 情報ソース
よって、以下は古い情報です。
2023/02/15現在、新しいBingは正式公開されておらず、プレビュー版として利用できるようになっています。
このプレビュー版を利用するには、こちらのページにて、順番待ちリストに参加します。
順番が来ると通知が来て新しい機能が利用可能になります。
参考
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/10/news109.html
「これまではビングの対話型AIを利用するには順番待ちリストに参加して承認を得る必要があったが、この手続きをなくした。」 https://www.nikkansports.com/general/news/202305040001017.html より
Microsoft Copilotのニュースなどを全般的に扱うTopicです。Copilotに関するちょっとした情報共有などでご利用ください。
無料版のCopilotでもフルタイムでGPT-4 Turboが利用できるように
2024/2/13頃から、無料版のユーザーであっても、いつでもCopilotでGPT-4 Turboが利用可能になったとのこと。 ただし、モードによって違いがあるので注意。「よりバランスよく(Balanced)」のモードではGPT-4 Turboが使われるのは限定的。一方で、「より創造的に(Creative)」と「より厳密に(Precise)」のモードではほぼ確実にGPT-4 Turboが使われるとのこと。
情報ソース