Emailアドレスとして適切かどうかのチェックに使えるURI::MailTo::EMAIL_REGEXP 335 views Post @wakairo 2024/09/29 17:50 最終更新 2024/09/29 17:56 rubyの標準添付ライブラリであるuriに存在しているURI::MailTo::EMAIL_REGEXPは、 ある文字列が規格上Emailアドレスとして適切かどうかのチェックに以下のように利用できます。 irb(main):001> require 'uri' => true irb(main):002> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP => /\A[a-zA-Z0-9.!\#$%&'*+\/=?^_`{|}~-]+@[a-zA-Z0-9](?:[a-zA-Z0-9-]{0,61}[a-zA-Z0-9])?(?:\.[a-zA-Z0-9](?:[a-zA-Z0-9-]{0,61}[a-zA-Z0-9])?)*\z/ irb(main):003> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP.match?('[email protected]') => true irb(main):004> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP.match?('[email protected]') => false irb(main):005> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP.match?('[email protected]') => false Railsガイドでも、 このEMAIL_REGEXPを用いてemailのバリデーションを行う方法を以下のように紹介しています。 validates :email, format: { with: URI::MailTo::EMAIL_REGEXP } URI::MailTo::EMAIL_REGEXPを使うメリット TechRachoの記事によると、URI::MailTo::EMAIL_REGEXPの正規表現はHTML規格書から持ってきているため、 URI::MailTo::EMAIL_REGEXPを使ったバリデーションはブラウザがinput type="email"で行うバリデーションと一致するというメリットがあります。 余談 URI::MailTo::EMAIL_REGEXPは、 Rubyリファレンスマニュアルにも Ruby標準ライブラリリファレンスにも、実は記載されていません。 ですので、URI::MailTo::EMAIL_REGEXPを利用するのは少々裏技的な側面があるのかもしれません。 ただ、上述の通り、Railsガイドや記事で取り上げられるぐらいに認知されていますので、利用しても大丈夫なのではないかと思います。
@wakairo 2024/09/29 17:50 最終更新 2024/09/29 17:56 rubyの標準添付ライブラリであるuriに存在しているURI::MailTo::EMAIL_REGEXPは、 ある文字列が規格上Emailアドレスとして適切かどうかのチェックに以下のように利用できます。 irb(main):001> require 'uri' => true irb(main):002> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP => /\A[a-zA-Z0-9.!\#$%&'*+\/=?^_`{|}~-]+@[a-zA-Z0-9](?:[a-zA-Z0-9-]{0,61}[a-zA-Z0-9])?(?:\.[a-zA-Z0-9](?:[a-zA-Z0-9-]{0,61}[a-zA-Z0-9])?)*\z/ irb(main):003> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP.match?('[email protected]') => true irb(main):004> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP.match?('[email protected]') => false irb(main):005> URI::MailTo::EMAIL_REGEXP.match?('[email protected]') => false Railsガイドでも、 このEMAIL_REGEXPを用いてemailのバリデーションを行う方法を以下のように紹介しています。 validates :email, format: { with: URI::MailTo::EMAIL_REGEXP } URI::MailTo::EMAIL_REGEXPを使うメリット TechRachoの記事によると、URI::MailTo::EMAIL_REGEXPの正規表現はHTML規格書から持ってきているため、 URI::MailTo::EMAIL_REGEXPを使ったバリデーションはブラウザがinput type="email"で行うバリデーションと一致するというメリットがあります。 余談 URI::MailTo::EMAIL_REGEXPは、 Rubyリファレンスマニュアルにも Ruby標準ライブラリリファレンスにも、実は記載されていません。 ですので、URI::MailTo::EMAIL_REGEXPを利用するのは少々裏技的な側面があるのかもしれません。 ただ、上述の通り、Railsガイドや記事で取り上げられるぐらいに認知されていますので、利用しても大丈夫なのではないかと思います。
rubyの標準添付ライブラリであるuriに存在している
URI::MailTo::EMAIL_REGEXP
は、 ある文字列が規格上Emailアドレスとして適切かどうかのチェックに以下のように利用できます。Railsガイドでも、 このEMAIL_REGEXPを用いてemailのバリデーションを行う方法を以下のように紹介しています。
URI::MailTo::EMAIL_REGEXPを使うメリット
TechRachoの記事によると、
URI::MailTo::EMAIL_REGEXP
の正規表現はHTML規格書から持ってきているため、URI::MailTo::EMAIL_REGEXP
を使ったバリデーションはブラウザがinput type="email"
で行うバリデーションと一致するというメリットがあります。余談
URI::MailTo::EMAIL_REGEXP
は、 Rubyリファレンスマニュアルにも Ruby標準ライブラリリファレンスにも、実は記載されていません。 ですので、URI::MailTo::EMAIL_REGEXP
を利用するのは少々裏技的な側面があるのかもしれません。 ただ、上述の通り、Railsガイドや記事で取り上げられるぐらいに認知されていますので、利用しても大丈夫なのではないかと思います。