Home Software Libraries Ruby rails rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業 @wakairo 2024/12/20 21:38 不要であればアイコン画像の削除 bin/rails app:updateコマンドを実行すると以下の2つのアイコン画像ファイルがpublic/に作成されますが、 これら2つのファイルは、rails newで生成される新規railsアプリ用のファイルであるため、既存アプリでは単純に削除してしまい、 従来通りのアイコン画像とアイコン設定(faviconやapple-touch-icon)を用いれば大丈夫です。 (もちろん、既存アプリにおいてアイコン設定が適切に行われている場合の話です。) icon.png icon.svg より詳細な情報はrails 7.2への移行におけるアイコン画像のコメントをご覧ください。
Home Software Libraries Ruby rails rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業 @wakairo 2024/12/20 21:32 基本的にはRailsガイドの手順に従えば良いと思います。 ガイドの手順にもありますが、ぜひbin/rails app:updateコマンドを活用しましょう。 rails 8.0への移行で対応が必要そうな個別の作業について、以下のコメントでそれぞれ取り上げますので、ご参考になれば幸いです。
Home Software Libraries Ruby rails 既存のRailsアプリへのBrakemanの導入 @wakairo 2024/12/20 14:08 bundle binstubs brakemanを用いるやり方に更新しました。
Home Software Libraries Ruby rails rails 7.2で追加されたGitHubワークフローの設定ファイルci.ymlの内容について @wakairo 2024/12/20 11:59 rails 7.2では、新規アプリに対してデフォルトでGitHubワークフローの設定ファイルであるci.ymlが生成されるようになりました。そこで、このci.ymlの内容について簡単に解説します。 なお、ci.ymlの最新のテンプレートはこちらでご覧になれます。 scan_ruby bin/brakemanコマンドを実行するジョブです。 Railsの一般的なセキュリティ脆弱性がないかどうかチェックします。 scan_js bin/importmap auditコマンドを実行するジョブです。 利用しているJavaScriptパッケージにセキュリティ上の脆弱性がないかどうかチェックします。 lint bin/rubocopコマンドを実行するジョブです。 Rubyの静的コード解析を行い設定されているルールに準拠しているかどうかチェックします。 test bin/rails testコマンドを実行するジョブです。なお、skip_system_testオプションが無効であれば、システムテストも実行します。
Home Software Libraries Ruby rails 既存のRailsアプリへのDev Containerの導入 @wakairo 2024/12/19 21:08 Rails 7.2においてDev Container設定を生成する機能が追加されました。 例えば既存アプリでは、以下のコマンドで既存アプリ用のDev Container設定を生成できるようになりました。 rails devcontainer 生成した設定は、Visual Studio Codeで利用でき、Dev Containerを利用した既存アプリの開発が可能となります。 必要となるソフトウェアのインストール等、Dev Containerでの開発を開始するための手順についてはDev Containerでの開発ガイドが参考になります。 なお、Visual Studio Code以外のエディタでもDev Containerで開発できるようにするべくDev Container CLIというツールの開発が進んでいますが、2024年12月現在では、ポートフォワーディングに対応していないなど、今のところはまだまだ開発途中のツールであり、実開発に投入するにはまだ早い段階である印象です。
Home Software Libraries JavaScript Dev Container CLI Dev Container CLIはポートフォワーディングをサポートしていない @wakairo 2024/12/19 20:48 Dev Container CLIはポートフォワーディングをサポートしていないので、Dev Containerの中で動かしたWebサーバへDev Containerの外で動いているブラウザからアクセスするようなことはDev Container CLI単体では出来ないそうです。ちなみに、ポートフォワーディングを可能にする手法やツールはいくつか提案されているようです。
Home Software Libraries JavaScript Dev Container CLI Dev Container CLIは開発途中でコンテナの停止や削除は未実装 @wakairo 2024/12/19 20:40 公式GitHubレポジトリを見ると、2024年12月現在、以下の機能に完了のチェックマークがまだ入っていません。 devcontainer stop - Stops containers devcontainer down - Stops and deletes containers
Home Software Windows Windows Terminal Windows Terminalのコマンドは「wt」 SatoKen @kenicode 2024/12/18 09:01 したがって、ウインドウズキーを押してから、「wt」と打って、エンターでWindows Terminalを起動可能。 その他、引数など、コマンドラインからWindows Terminalを叩く場合の詳細は以下から。 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/terminal/command-line-arguments?tabs=windows
Home その他 Raspberry Pi Pico Raspberry Pi Picoシリーズの開発をVisual Studio Code拡張を使わずに行う方法 @wakairo 2024/12/16 11:18 最終更新 2024/12/16 11:19 Raspberry Pi Picoシリーズの開発は、Visual Studio Code(以下、VS Code)にPico用の拡張を入れて行えますが、 VS Code以外のエディタを使いたいときなど、VS Codeに頼らない開発の仕方が公式ドキュメントで紹介されています。 VS Codeを使用しないRaspberry Pi Picoシリーズの開発の方法は、具体的には、 ラズパイの公式C/C++ SDKドキュメントページ で紹介されている「Getting started with Raspberry Pi Pico-series」という名前のPDF の「Manually Configure your Environment」の項目で紹介されています。 同様に、VS Codeを使用しないでPicoシリーズ用の新規プロジェクトを作成する方法は、同PDFの「Manually Create your own Project」の項目で紹介されています。
Home Software その他 BlueStacks BlueStacks 5でアプリがシャットダウンを繰り返す問題の解決策 バグ職人楓 @K0x080BADF00D 2024/12/09 20:02 BlueStacks 5を立ち上げてしばらく経つと動かしていたアプリが勝手にシャットダウンする現象に遭遇し困っていた。 ネットで少し調べてみて、「Google Playストア」アプリの「ストレージを消去」したところ、この現象が起きなくなった。 ちなみに、ストアアプリやシャットダウンしていた方のアプリでキャッシュ削除をしたりもしたので、 このキャッシュ削除の方が有効打になった可能性もある。以上ご参考まで。 バージョン BlueStacks App Player 5.21.600.1019 P64 参考 https://www.reddit.com/r/BlueStacks/comments/1h6lqje/bluestacks_app_interface_freezing_and_google/
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
不要であればアイコン画像の削除
bin/rails app:update
コマンドを実行すると以下の2つのアイコン画像ファイルがpublic/
に作成されますが、これら2つのファイルは、
rails new
で生成される新規railsアプリ用のファイルであるため、既存アプリでは単純に削除してしまい、 従来通りのアイコン画像とアイコン設定(faviconやapple-touch-icon)を用いれば大丈夫です。 (もちろん、既存アプリにおいてアイコン設定が適切に行われている場合の話です。)より詳細な情報はrails 7.2への移行におけるアイコン画像のコメントをご覧ください。
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
基本的にはRailsガイドの手順に従えば良いと思います。
ガイドの手順にもありますが、ぜひ
bin/rails app:update
コマンドを活用しましょう。rails 8.0への移行で対応が必要そうな個別の作業について、以下のコメントでそれぞれ取り上げますので、ご参考になれば幸いです。
既存のRailsアプリへのBrakemanの導入
bundle binstubs brakeman
を用いるやり方に更新しました。rails 7.2で追加されたGitHubワークフローの設定ファイルci.ymlの内容について
rails 7.2では、新規アプリに対してデフォルトでGitHubワークフローの設定ファイルであるci.ymlが生成されるようになりました。そこで、このci.ymlの内容について簡単に解説します。
なお、ci.ymlの最新のテンプレートはこちらでご覧になれます。
scan_ruby
bin/brakeman
コマンドを実行するジョブです。 Railsの一般的なセキュリティ脆弱性がないかどうかチェックします。scan_js
bin/importmap audit
コマンドを実行するジョブです。 利用しているJavaScriptパッケージにセキュリティ上の脆弱性がないかどうかチェックします。lint
bin/rubocop
コマンドを実行するジョブです。 Rubyの静的コード解析を行い設定されているルールに準拠しているかどうかチェックします。test
bin/rails test
コマンドを実行するジョブです。なお、skip_system_testオプションが無効であれば、システムテストも実行します。既存のRailsアプリへのDev Containerの導入
Rails 7.2においてDev Container設定を生成する機能が追加されました。 例えば既存アプリでは、以下のコマンドで既存アプリ用のDev Container設定を生成できるようになりました。
生成した設定は、Visual Studio Codeで利用でき、Dev Containerを利用した既存アプリの開発が可能となります。 必要となるソフトウェアのインストール等、Dev Containerでの開発を開始するための手順についてはDev Containerでの開発ガイドが参考になります。
なお、Visual Studio Code以外のエディタでもDev Containerで開発できるようにするべくDev Container CLIというツールの開発が進んでいますが、2024年12月現在では、ポートフォワーディングに対応していないなど、今のところはまだまだ開発途中のツールであり、実開発に投入するにはまだ早い段階である印象です。
Dev Container CLIはポートフォワーディングをサポートしていない
Dev Container CLIはポートフォワーディングをサポートしていないので、Dev Containerの中で動かしたWebサーバへDev Containerの外で動いているブラウザからアクセスするようなことはDev Container CLI単体では出来ないそうです。ちなみに、ポートフォワーディングを可能にする手法やツールはいくつか提案されているようです。
Dev Container CLIは開発途中でコンテナの停止や削除は未実装
公式GitHubレポジトリを見ると、2024年12月現在、以下の機能に完了のチェックマークがまだ入っていません。
devcontainer stop
- Stops containersdevcontainer down
- Stops and deletes containersWindows Terminalのコマンドは「wt」
したがって、ウインドウズキーを押してから、「wt」と打って、エンターでWindows Terminalを起動可能。
その他、引数など、コマンドラインからWindows Terminalを叩く場合の詳細は以下から。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/terminal/command-line-arguments?tabs=windows
Raspberry Pi Picoシリーズの開発をVisual Studio Code拡張を使わずに行う方法
Raspberry Pi Picoシリーズの開発は、Visual Studio Code(以下、VS Code)にPico用の拡張を入れて行えますが、 VS Code以外のエディタを使いたいときなど、VS Codeに頼らない開発の仕方が公式ドキュメントで紹介されています。
VS Codeを使用しないRaspberry Pi Picoシリーズの開発の方法は、具体的には、 ラズパイの公式C/C++ SDKドキュメントページ で紹介されている「Getting started with Raspberry Pi Pico-series」という名前のPDF の「Manually Configure your Environment」の項目で紹介されています。
同様に、VS Codeを使用しないでPicoシリーズ用の新規プロジェクトを作成する方法は、同PDFの「Manually Create your own Project」の項目で紹介されています。
BlueStacks 5でアプリがシャットダウンを繰り返す問題の解決策
BlueStacks 5を立ち上げてしばらく経つと動かしていたアプリが勝手にシャットダウンする現象に遭遇し困っていた。 ネットで少し調べてみて、「Google Playストア」アプリの「ストレージを消去」したところ、この現象が起きなくなった。 ちなみに、ストアアプリやシャットダウンしていた方のアプリでキャッシュ削除をしたりもしたので、 このキャッシュ削除の方が有効打になった可能性もある。以上ご参考まで。
バージョン
BlueStacks App Player 5.21.600.1019 P64
参考
https://www.reddit.com/r/BlueStacks/comments/1h6lqje/bluestacks_app_interface_freezing_and_google/