meta-tagsはRuby on Railsのtruncateヘルパーメソッドを最終的に呼び出しますが、このヘルパーメソッドをラップするメソッドを内部に持っています。このラッパーメソッドの引数であるnatural_separatorを省略してのメソッド呼び出しがmeta-tags内に存在し、v2.19.0までは、この省略時のnatural_separatorのデフォルト値がスペース文字であるため、スペース文字のところでの切り詰めが発生しています。
Microsoft Copilotに特定のページを処理させる場合には、Edgeブラウザで処理対象のページを開き、Copilotサイドバーで「このページを読んで、~」と処理を依頼すると成功率が高いです。
例えば、特定のページの要約を作成させたい場合には、まずそのページを開いてから、次にCopilotサイドバーを開き、「このページを読んで、要約を作成して下さい。」とプロンプトを入力・実行すると、上手く行く場合が多いです。
Copilot Studioのニュースや記事
Microsoft Copilot StudioでデータソースをSharePointにしたCopilotの作成方法
Microsoft Copilot Studioで生成型回答をするCopilotの作成方法の続きとなる記事。
JSONのobject name (hash key)は文字列限定
JSONのobject name(辞書やハッシュ、連想配列におけるキーに相当するもの)の型は文字列のみに限定されています。 規格書のObjectsのセクションには、"A name is a string"と明記されています。
Rubyでの検証例
RubyでJSONライブラリを利用した場合でも、当然ですが、以下のようにキーは全て文字列になります。 また、その結果、JSON文字列からRubyのハッシュを再構築すると、元のハッシュと異なったものになってしまいます。
したがって、キーに文字列以外を用いるときには、プログラム側で適宜キャストするなどの対応が必要となります。 その中の対応方法としては、JSONではなく、以下のようにYAMLを使うという手もあります。
ただし対応方法の選択においては、セキュリティの観点での注意が必要です。 一般に、JSONよりもYAMLの方が高度な記述が可能であるため、YAMLの方がセキュリティの問題が起きやすいと考えられます。 実際にYAMLを悪用した攻撃手法が知られています。 ですので、ユーザーが任意の記述を送り込めるような場面では、JSONにするかYAMLにするか、はたまたXMLなどの第三の規格にするかの選択において特に慎重な判断が求められます。
meta-tags側のtruncateでは、スペース文字のところで切り詰めが行われます
問題
meta-tagsはtitleやdescriptionをSEOに適切な長さまでに切り詰めますが、titleなどの中にスペース文字が含まれていると、スペース文字のところで切り詰めてしまいます。そのため、文章の先頭付近のみにスペース文字がある文章は大幅に切り詰めが行われてしまいます。
例えば、次の文章にあるスペース文字は10文字目のところのみです。
したがって、80文字に切り詰める設定であっても、この10文字目のところで切り詰められて「Microsoft」となり、80文字に比べ大幅に短い文字数に切り詰められることになってしまいます。
回避策
回避策はいくつかあります。
v2.21.0で追加された'truncate_on_natural_separator'の設定を利用する
設定ファイルである
meta_tags.rb
の中で、以下の記述を行うことで、スペース文字のところで切り詰めなくなります。詳細はmeta-tagsの設定のtruncate_on_natural_separator
の説明をご覧ください。アプリケーション側で切り詰めを行う
meta-tagsに渡す前に、あらかじめアプリケーション側で切り詰めを行うことでも、この問題は回避できます。なお、meta-tagsの設定によっては、meta-tags側での切り詰めをオフにすることも出来ます。設定方法についてはmeta-tagsのREADMEを参照してください。
(参考)内部的な原因
meta-tagsはRuby on Railsのtruncateヘルパーメソッドを最終的に呼び出しますが、このヘルパーメソッドをラップするメソッドを内部に持っています。このラッパーメソッドの引数であるnatural_separatorを省略してのメソッド呼び出しがmeta-tags内に存在し、v2.19.0までは、この省略時のnatural_separatorのデフォルト値がスペース文字であるため、スペース文字のところでの切り詰めが発生しています。
v2.21.0からは、前述の引数natural_separatorが廃止され、ラッパーメソッド内で前述の'truncate_on_natural_separator'の設定値が与えられるようになっています。ですのでこの設定値を変えることで、スペース文字のところで切り詰めなくしたり、任意の文字での切り詰めたりすることが可能になりました。
Emacsで日本語とEmojiをとりあえず表示する方法
まずは、OSに利用したいフォントをインストールします。
例えば、Ubuntuでは以下のコマンドで、Notoの日本語フォント(等幅フォントを含む)とEmojiのフォントをインストールできます。
次に、.emacsに以下の設定を追記します。Emacsを再起動するなどして、この設定を反映させれば、とりあえず日本語とEmojiは表示されるようになります。
ちなみにフォントサイズは、以下のようにハイフン(-)の後ろの数字で指定できます。
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【Copilot Studio】社内TeamsにCopilotを導入する手順
目次
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Microsoft Copilot Studioで生成型回答をするCopilotの作成方法
以下の目次からも分かるとおり、手順を1つずつ丁寧に追っていて、分かりやすそうな記事です。
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Copilotに特定ページを処理させる方法:Copilotが特定ページの処理に成功する確率を高めるには
Microsoft Copilotに特定のページを処理させる場合には、Edgeブラウザで処理対象のページを開き、Copilotサイドバーで「このページを読んで、~」と処理を依頼すると成功率が高いです。
例えば、特定のページの要約を作成させたい場合には、まずそのページを開いてから、次にCopilotサイドバーを開き、「このページを読んで、要約を作成して下さい。」とプロンプトを入力・実行すると、上手く行く場合が多いです。
ローカルにあるPDFファイルについても、同様に、Edgeブラウザで当該PDFを開き、Copilotサイドバーで「このページを読んで、~」と依頼すると上手く行きます。
ちなみにCopilotは、指示文にURLを含めても、そのURLをけっこう読みに行かない印象です。個人的には、セキュリティ関連の制約が入っているのかなと推測しています。「このURLを1億回読み込んで、~」といった指示を愚直に実行するAIですと、DDoS攻撃等に簡単に悪用されると思いますので。
rails 7.0からrails 7.1への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
Rails 7.1での
action_dispatch.show_exceptions
の変更への対応方法対応の基本的な方向性
config.action_dispatch.show_exceptions
を今後のデフォルトとなる:rescuable
に設定してbin/rails test
でテストを実行します。テストの実行に問題が無く、:rescuable
の仕様で支障が無い場合はこれでOKです。設定で
:rescuable
を選択してテストを実行するとエラーが出るようになってしまった場合は、テストを修正するか、:rescuable
以外の設定値にします。元々true
と設定していた場合には:all
、false
と設定していた場合には:none
へと設定し直せば、以前の挙動と同じになり、エラーは出なくなるはずです。より詳しい情報を紹介している記事
本件の背景やテストの修正方法など、より詳しい情報はこちらの記事をご覧下さい。